近況とリングフィットアドベンチャーの話

近況

前回の投稿から9カ月も経ってるってマジ?ってなった。

2月から再度働き始めてもう11月。前職より若干(本当に少しだけ)給料高くなったし、残業はほぼ無いし、業務内容もきつくないし、スケジュール管理もしっかりしてくれるし、電話に出る必要もないしで、心穏やかな毎日を過ごせている今日この頃である。

ただ、一人暮らし・自炊を始めてからというもの、あっという間に体重が増えてしまったことがここ最近の悩みである・・・。

 

そんな中、最近発売されたNintendo Switchのゲーム "リングフィットアドベンチャー"。ネットのレビューやら口コミやらで評判が広まっていき、売り切れが続出しているらしく、近所のゲームショップでも売り切れていたこのゲームだが、昨日運良く購入することが出来たので、さっそくプレイしてみた。

 

ゲームの概要

このゲームでは付属のリングコントローラー(リングコン)を使用する。↓これ

f:id:gggungnir:20191109161231p:plain


Switchのコントローラーの片方をリングコンにセットし、もう片方はレッグバンドにセットする。

リングコンを押し込んだり引っ張ったりすることでアクションを感知する。またSwitchのコントローラーにはジャイロセンサーが内蔵されているので、体の姿勢やリングコンの傾きなども感知する。

 

ジャンルは「フィットネスアドベンチャー」らしい。やってみるとRPGっぽい感じ。

アドベンチャーモードがあって、ざっくりしたストーリーとしては「なんか封印から解放された悪のドラゴンっぽい敵を倒すために、そのドラゴンと過去なんやかんやあったっぽいリングくんと、たまたま近くにいた主人公が協力してドラゴンを追う」みたいな。封印を解放しちゃったのが主人公だったっけ?

 

ワールドマップを選択し、ワールド内でステージを選択するとステージ開始。ステージ内では基本的に前進のみだが、途中でアイテム(コイン的な)を回収しつつ進み、敵シンボルと接触すると戦闘が始まる。戦闘はターン制で敵を倒すと経験値が手に入り、一定ポイントでレベルが上がる。レベルが上がると主人公の攻撃力や防御力が増え、ワザも増えていく。

これだけ聞くと、普通のRPGと読み取れなくもないのではないだろうか。

 

 

で、なにがフィットネスなのか?

 

 

全部。いや、誇張ではなく。

 

 

1.移動

基本的には前進のみと書いたが、スティック操作による移動ではない。その場足踏みをしている間だけ前進する(サイレントモードでは膝の屈伸運動。我が家はマンションなのでサイレントモードを採用)。激しく動かさなくても進んでくれるが、それなりに時間が長いので、長時間プレイしているとこれがなかなか響いてくる。

ステージギミックとして扉を開放する際に、リングコン押し込む操作なども要求されたりする。

 

 

2.アイテム回収

ステージ内のアイテム(コイン)は主人公が触れると回収されるが、進行ルート上に配置されていないものは、リングの吸引で引き寄せる必要がある。では吸引はどのようにして行うかというと、リングコンを引っ張っている間だけ行われる。

また、木箱に入っている場合もあり、その時はリングコンを押し込んで空気泡を発射する。空気泡の発射は押し込み一回につき一つ発射するので、結構連打しなければならなかったりする。

コインは必須ではないため、これらは実行しなくても進行に支障は無い(と思う)が、落ちてるものはとりあえず可能な限り回収するのがゲーマーなので、なんだかんだで疲れる。

 

 

3.戦闘

戦闘はターン制と書いたが、まずは攻撃について。ワザと攻撃対象の敵を選択し敵にダメージを与えていくが、このワザがフィットネスメニューとなっているのが最大の特徴である。

スクワットやらもも上げやらリング押し込みやら。60種類あるらしいが、最初から全部使えるわけではなく、レベルが上がるにつれて使用できる種類が増えていく。

例としてスクワットを行う場合では

  • 約20回1セット
  • 前半10回は腰を落とした状態の溜め時間が長い
  • 後半10回は腰を落とした状態の溜め時間が短い
  • しっかり腰を落とさないと与えるダメージが減る

といった感じ。

しっかりやらないとダメージが減り、ダメージが減ると回数が増えるため、しっかりやるのが最適解になってしまうのである。

使用したワザはクールタイムがあるため、同じワザのみで攻略することはできない。また、ワザはあらかじめ最大6種類を選択しておく必要がある。

レベルが上がるにつれて攻撃力が高いワザや攻撃範囲が広いワザが使用できるようになっていく。その分負荷も高い。キツい。

防御時にもリングコンを使った腹筋トレーニングみたいなものを行う必要がある。なお、防御が成功してもダメージは0にならない。

 

 

4.メッセージ送り

多くのゲームにおいて、メッセージウィンドウを送る場合はAボタンや○ボタンがメジャーだと思うが、このゲームにおいては毎回リングコンを押し込む必要がある(ボタン操作も可)。1回1回はたいしたことがないが、地味に腕に効いてくる。

 

 

 

まとめ

上記の通り、何をするにしても体を使うので、室内で遊んでいても普通に汗だくになる。普段運動をしていない人にとっては筋肉痛がかなりキツいと思う。乗り切れ。

が、この何が何でも体を使わせるゲームデザインはかなりよく出来ていると思う。

ステージクリアごとに脈拍の計測まで行える。Switch万能か?

 

通常の筋トレは、もちろん健康のためとかダイエットのためとか目的はあると思うが、成果が出るまでに時間がかかる上、その成果がわかるまではただ筋トレをやっている状態になるので、習慣化するまでにモチベーションが落ちてしまうと長続きしづらい。また筋トレは回数や負荷よりもまずは正しい姿勢が重要だったりするので、自己流でやっていると効果が薄かったりすることもある。

 

このゲームでは、そもそもゲームなので一番のハードルはSwitchの起動だと個人的に思っている。起動さえしてしまえば、あとはゲームを進めるために体を動かさざるを得ない。ゲーム内のtipsでも言及されるが、毎日無理にやる必要はなく、気楽に楽しくプレイすればよい。ゲームに飽きた?それはしょうがないね。

また姿勢が悪いとダメージが減ってしまうため、自ずと正しい姿勢を意識しやすい。

 

最初のチュートリアルでプレイヤーのレベルを測定し、それに合わせた負荷調整をしてくれる。プレイしていて物足りなければあとから上げられるし、下げることも出来る。この辺のレベルデザインも優れていると言えるだろう。(調整したことがないのでわからないが、おそらく与えるダメージとか1度に行うフィットネスの回数とかが変わるのだと思われる。)

チュートリアルでへとへとになるとか言われてる。うん・・・

 

プレイしていて思ったのだが、これ、サーキットトレーニンのような構成になっている。ステージの進行が有酸素運動で、敵との戦闘が筋トレの役割。筋トレ部分も同じトレーニングのみ行うことは出来ないし、筋肉痛などできつい部位を避けたトレーニングを行うことで全身バランス良く鍛えられるし。

いや、本当によく出来ているねこれ・・・。天才か?

 

あ、それから、設定しておけばSwitchがスリープ状態でも指定した時間にアラートを鳴らしてくれる。そうすれば習慣化してプレイできるね。やったあ!

 

 

おわりに

ネットで書かれている感想はさまざまだが、概ねみんなの言うとおりだと思う。実際きつい。実際きつい。大事なことなのでry。

一時期筋トレをやっていたこともあったが、1カ月ほど続けてもあまり成果が実感できず、習慣化出来なかったことがあるので、これを機に楽しく体を鍛えられたら嬉しい。痩せたい。

また、これを書いている時点ではまだプレイ2日目なので、単純にゲームとしてもまだまだ楽しめる要素があるはず。

もし今後も継続出来て、成果も出て、文字に起こす気力があれば、また書きたい。

あ、FE風花雪月もプレイしているのでそっちも書きたいかも。

 

 

思い出しながら書いたので色々表記揺れとかワードの間違いとかがあっても許して。